上市町主催の介護支援員連絡協議会に講師として招かれ、成年後見についてお話してきました。

約40名の介護支援員の皆さんが参加され、後見人の仕事についてや申立について、今までにあった困難事例等をご紹介しました。
講演の後はグループに分かれ、現在対応に困っているケースについてや成年後見制度に繋げたい事例についてグループワークが行われました。

グループワーク後の発表では、「成年後見制度を理解している人が少ない」「特に高齢者は自分には制度は必要ないと考えている方が多い」「資産状況が把握しにくく、費用等申立の知識がないため、制度に繋げにくい」「誰に相談すればよいかわからない」 などたくさんのご意見を伺い、大変参考になりました。
成年後見制度を利用する場合、個々の事情によって申立方法も後見人としての対応方法も異なります。
親族など申立人の有無、申立費用の有無、申立の後見類型等に応じて、本人申し立て、親族申し立て、市町村長申し立て、法テラスの利用など、申し立ての方法が変わります。
現実、本当に後見が必要な差し迫った状態での相談がほとんどで、後見の審判前に現預金が枯渇してしまったり、入院・入所手続きができなかったりして、事態が切迫することも多くあります。
後見制度の利用を検討される際には、後見が必要かどうか、後見申立をどのようにするか、後見人候補者は誰にするか、まずは早めに相談していただきたいと思います。
福祉に携わられる皆様のご苦労を後見制度を利用することで少しでも和らげることができれば、と切に願いました。
当法人では各種団体や施設等でのセミナー等の依頼をお受けし、成年後見の制度普及と制度を理解していただく啓発活動を行っております。